ブランド品を持つこと

問う 

ブランド品(特にバッグ!)が欲しくてたまらないんですが、これって悪いことなんでしょうか?(20代、女性、主婦)

 

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答う 

そりゃだめだ!やめとけ!…‥‥って僕が言ってもいっても欲しいものでしょう。

滝行とか苦行に励んでも、神様に頼んでも、きっと欲しいはずです。

ブランドバッグから逃げられたとしても今度はカタチを変えて何かが欲しくなるでしょう。(滝行中毒になって、月一で何処かの滝に行かないと気がすまない!とかね笑)

 

欲しい気持ち(煩悩)からは逃れられないのです。

真宗ではこういう人間観を煩悩具足の凡夫と代々表現してきました。

 

だから欲しい気持ち自体に良い悪いはありません。

もちろんブランドバッグ自体にも良い悪いはありません。

 

「買いたいけど買えない私の人生なんて最低」・・・となると悪くなります。

「こんないいモノ買おうとしている私は他者よりエラい」・・・となると悪くなります。

 

勘違いにだけは気をつけてください。

 

(「買いたいけど買えない私の人生なんて最低」「こんないいモノ買おうとしている私は他者よりエラい」・・・これらの考え方が相対的なもので作り物なんだ、気にする必要はないんだと教えてくれるのが仏教であり真宗です。)

 

ブランドバッグの購入前に一歩立ち止まれる貴女はきっとブランドバッグをサラリと着につけることができる素敵な女性なんだとお見受けいたします。

御自身と向き合ういい買い物ができることを願っております。

 

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今日も読んでくれてありがとう!