行こうぜ!ブータンの幸福論
講演会があります
私の所属するお坊さんの団体が主催する講演会が行われます。
講題 ブータンと幸福論〜人々の幸せの源泉を求めて〜
講師 本林靖久 氏
日時 2015年5月16日(土)午後14時より
会場 江南区文化会館 (電話025-383-1001)
どなたさまもご入場いただけます(要チケット¥500。当日券あり)。
ぜひご参加ください。共に幸せの本質について考えましょう。
私もご門徒さん何名かと一緒に聞きに行きます。会ったらよろしく!
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ブータンに関する本を読んでみた
講師の著書とウチにあったブータン関係の書籍を一冊づつ読みました。
講師の著作↓
手元にあったもの↓
双方とも読みやすかったですが、前者はややアカデミックな視点、後者は主観的な視点で書かれています。
ブータン初心者(わたしも(´・ω・`))は後者を読んでさらっと外観を掴んでから、本林先生の著書を味わうことをオススメします!
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「幸せのカタチ」を支える型(チベット仏教に基づく)をブータンの方々はもっているんだなと感じました。
その型がただの理想や精神的なものにとどまらず、生活実践として身体性を帯びている所にブータンのすごさがある。
日本も見習う……というわけではなく、そのブータン人の姿から照らされる我々の姿をしっかりと見つめることが大切なのではないかと思いました。
われわれがこの時代に日本で生まれて当たり前と思っている型は何だろう。
あるのか、ないのか?
もしあるとしたら、それにはめ込む事によって苦しみを生んでいるのではないだろうか。
私とはこれだ!と深く信じる浅い自信と、そんな私とは嘘であったと思う深い自信。落ち込む私、傷ついた私、そういう私はみんな作り物なのかもしれないな。
— 僧侶インディの“生きよう今日も喜んで” (@indyniigata) 2015, 5月 15
作り物を恐れる必要はない。
それと同時に
「若い人はすぐ型破りをやりたがるけれど、型を会得した人間がそれを破ることを『型破り』というのであって、型のない人間がそれをやろうとするのは、ただの『かたなし』です」
という中村勘三郎さんのことばが思い浮かんだ。
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今日も読んでくれてありがとう!