大人の価値観に縛られるな!

誰でもできるのは、「絵」と「歌」と「踊り」です

by MAYA MAXX(画家、絵本作家)

例えば「今日のワークショップはみんなでバイオリンを弾きましょう」何て言っても無理でしょ。でも絵を描くのは、下手でもよければ誰でも描ける。そうやって誰でもできるのは、「絵」と「歌」と「踊り」です。この3つは誰でもできるし、たぶん人間の最初の身体表現だったと思うんですよ。
『同朋』2015年2月号 p9より


いつから我々は「絵 」も「歌」も「踊り」も一部のアーティストだけの特別な技術と考えるようになり、描かなくなり、歌わなくなり、踊らなくなったのか。

幼いあの日の我々は夢中で表現していた。

それがいつのまに「上手か下手か」という誰かが決めたモノサシで自分自身をはかるようになり、他人の評価を恐れ、自己表現を躊躇うようになってしまったのか。

それが「大人になることだ」と誰かが言うだろう。

だがそれでいいのか?

そのモノサシが、その躊躇いが、時に我々を苦しめているのではないだろうか?

MAYA MAXXは指摘する

  • 従来のデッサンや立体感といった価値観は美術の世界中ではもう終っており、そんな領域にいたら古い絵しか描けない。
  • 絵は誰にでも描けるし、上手に描く必要もない。
  • 絵はみんなが描けるから、一緒に共感しあえるのがいいところ。

誰かのモノサシじゃない
他者を否定することでもない

大事なのは自分自身の表現だ。
そして自分以外の表現を認めることだ。


「描く」とは絵だけにとどまらず、歌も踊りも内包した自己表現全体を指すという。

さぁ、恐れずに描こう!

描くこと、それは解放である。相対の世界からの超越である。


私はそのようにMAYA MAXXの言葉を味わった。


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「わたしの出会った大切な言葉」という新カテゴリースタートです!

日々の生活費のなかで私が出あい、心震えた言葉、いつまでも大切にしていきたい言葉、そんな言葉を残していきます!


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